複合紡糸用ノズル

創業90年で蓄積した
当社独自の設計技術

原料を複合することにより、1種類のポリマーでは生産できなかった高機能繊維、マイクロファイバー、導電性繊維などの製造が実現可能となりました。
複合紡糸用ノズルパックの製造には、上部部品との位置合わせや温度制御、流路設計など、緻密な加工精度を必要としますが、長年のノウハウの蓄積により、柔軟な対応が可能です。
お客様のご要望に応じた複合紡糸用ノズルパックの設計・製造いたします。

コンジュゲート(複合)紡糸法とは、2種類以上の異なるポリマーを一つの孔から同時に紡糸し、それぞれの特性を活かした繊維製造を目的とした製法です。

材質 ステンレス、ハステロイなど
孔形状 丸、異形
使用するポリマー ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン など
生産品目 メガネ拭き、ワイピングクロス、人工スエード、伸縮性繊維、クリンプ糸、不織布原綿 など

サイドバイサイド

ストレッチ性が求められる複合繊維の製造に適しています。張り合わせるポリマーの収縮率の違いによって繊維自らクリンプする仕組みで、ポリエステル・ナイロン・アクリルなどに使用されます。

シースコア(芯鞘)

芯成分を鞘成分でコーティングするように紡糸する方法で、特殊性質を持つ芯鞘構造の繊維製造に適しています。毛羽や糸切れなどを大幅に改善することが可能です。

シーアイランド(海島)

無数の極細繊維(島)を別の成分の繊維(海)で取り囲むように紡糸します。ナノファイバー繊維の製造に適した紡糸ノズルです。

オレンジボール(割繊)

分割型は、2つの異なる成分を使用して繊維をつくり、紡糸後に薬品や物理的な方法で2成分を剥離し、 極細繊維をつくります。
当社が誇る溝加工精度、長いL/D加工技術により、高精度の紡糸を実現しております。

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